玄海町の地域おこし協力隊員となった橘髙ちひろさん=玄海町役場

 6月1日付で玄海町の地域おこし協力隊員となった。棚田専門のもう一人の協力隊員とは別に、ふるさと応援寄付金の促進や地域産品の町外への販路拡大など、町のPR役を担う。そのために「まずは町の人や物、魅力を知りたい」と抱負を語る。

 福岡市出身。以前は国際交流を目的とした福岡のNPO団体に所属していた。町を初めて訪れたのは昨年5月。海外メディアによる東京五輪のドキュメンタリー映画製作の案内役を務め、日本の原風景として「浜野浦の棚田」の撮影に同行した。棚田や道中の景色が「すごくきれいだな」と心に響いた。地元住民がおにぎりを振る舞ってくれたといい、人の温かさにも触れ、隊員への応募を決めた。

 「外から来たからこそ、町の魅力を発信できると思う。地元の人たちには魅力を再認識してもらえるようにしたい」と話す。町産の野菜を買おうと思ったが、購入場所が少ないと感じた。「地元の人だけでなく、町外の人たちが買い物や食事ができる場所をつくりたい」と意気込む。

 「通勤の道中はドライブコース並みに景色がきれい。どこに行っても人と会話になる」と生活を満喫している。一緒に移住したインドネシア人の夫も、とても町を気に入っているという。玄海町浜野浦。38歳

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