佐賀市は23日、市立体育館(同市本庄)に整備する空調設備が、1階の窓を全てふさぐことを説明した。利用者の使い勝手が悪くなる恐れがあり、議員からは慎重に検討するよう批判する意見が相次いだ。

 市議会総務委員会で言及した。市立体育館は、2023年の国民スポーツ大会でフェンシングの練習場やテニスの休憩所に使われるため、熱中症対策として21年度中までに空調設備を整備する。

 導入を計画するのは、冷えたガスや水を金属製パネルに流して空気を冷やす「輻射(ふくしゃ)式」。体育館はバドミントンや卓球の公式戦に使われており、担当者は「風を循環させず、競技に影響を与えない」と説明した。一方で、室内機15台とパネル30枚を壁に沿って設置するため、1階の窓と備え付けのベンチが使えなくなるという。

 議員からは「従来方式とコストを比較できる資料提示を」「別の方式でもいいのでは」など、計画を疑問視する声が上がった。総事業費は1億3300万円で、今議会には設計費320万円が提案されている。

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