佐賀市交通局は23日、新型コロナウイルスの影響を受け、市営バスの2~5月の運送収入が、前年同期比35・7%減の1億1711万円だったと明らかにした。外出自粛要請もあり4、5月の利用者が激減した。

 市議会経済産業委員研究会で説明した。市交通局によると、2月の利用者は前年比4%減にとどまったが、3月は27%減、4月は50%減、5月は53%減にまで落ち込んだ。大型連休期間中は例年と比べて5分の1程度の利用しかなかった。

 緊急事態宣言が解除された5月14日から徐々に利用者が戻り、6月から回復基調になっている。ただ前年の7割程度にとどまれば、単年度で2億円超の赤字が出る恐れがあるという。担当者は「回復が想定以下なら資金繰りが悪化するため、借り入れなどが必要になる。フリー定期券の対象拡充などに取り組み、利用者の呼び戻しや発掘を進める」と述べた。

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