サッカー男子準決勝・佐賀商-嬉野 後半、ゴール前で相手と競り合う佐賀商の山下健人(中央)=佐賀市のSAGAサンライズパーク球技場

サッカー男子準決勝・龍谷-佐賀北 前半、中盤から攻め上がる龍谷の松尾亮汰(右)=佐賀市のSAGAサンライズパーク球技場

 手に汗握る接戦となった男子サッカー準決勝。冬の全国選手権に出場した龍谷は佐賀北とのPK戦を制し、夏の県総体16回の優勝を誇る佐賀商は嬉野を1-0で下して決勝に駒を進めた。27日の一戦に向け、両チームは早くも闘志を燃やす。

 「やりたいことはやれたが、押し込んだ後が乏しかった」。龍谷の太田恵介監督は準決勝を終えてこう口にした。前半からスペースを突いて攻め込んだが、勝負を決めるパスが入らず、得点は奪えなかった。

 それでも、今大会2度目のPK戦をものにして、夏は初めて決勝に進んだ。太田監督は「悪い中でも勝ち切る。勝負強さはついてきた」とうなずく。主将のMF石橋啓士は「佐賀商は体格は大きいが、球際の戦いは譲らない。絶対に走り負けない」と力を込める。

 2017年夏以降、県大会決勝の舞台から遠ざかっている佐賀商。今大会は接戦をものにし、松尾智博監督は「一つ一つの結果が成長につながっている」と話す。嬉野との準決勝はMF米倉藤生が得点を奪った後も、球際で激しく寄せ、相手に主導権を渡さなかった。

 「(龍谷と)力に差はない。堂々とやってくれれば」と松尾監督。ゲーム主将のFW山下健人は「相手は攻守の切り替えが速く走力もある。競り合いで勝ち、無失点に抑えたい」と意気込んだ。

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