バドミントン男子団体・唐津南-唐津工 第1ダブルスを制し、優勝を決めた唐津南の宗昂洋、野﨑永遠(右)組=佐賀市の旭学園体育館

 昨年まで県総体のバドミントン男子団体を12連覇していた唐津南。その強さはSSP杯の舞台でも変わらなかった。決勝までの3試合全てでストレート勝ち。他を寄せ付けない王者の貫禄で“定位置”の頂点に立った。

 前日のダブルスを制した主将の宗昂洋・野﨑永遠組、シングルスで優勝した今泉涼弥らを擁する隙のない布陣。決勝の唐津工戦も、全国レベルの技術を見せつけて3-0で圧勝した。試合時間はわずか20分。「強すぎる。もう楽しむしかない」。試合中に相手にそう言わしめるほどのプレーだった。

 チームは全国での上位進出を見据えて競技に打ち込んできた。だが、目標にしていたインターハイは開かれなかった。県総体も中止になり、やり場のない悔しさを抱えた。それでも、SSP杯開催が決まって以降は気持ちを切り替え、大会に向けた調整を怠らなかった。深村扶美子監督は「来年の後輩たちに向けた、気持ちのこもった大会だった」とねぎらった。

 「どんな大会でも県1位の座は絶対に譲れなかった。チームで勝てたことが何よりうれしい」。伝統の強さをつなぐ役目を果たし終え、宗は目を細めた。

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