息の合った演技を見せる神埼清明の選手たち=神埼清明高新体操場

 神埼清明の3チームで競った新体操男子団体は、Aチームが頂点に立った。3年生3人のうち、2人が出場。Aチームを率いた副島琉矢は「最後の試合で力を出し切れて良かった」と満足げな表情を浮かべた。

 副島は高校から新体操を始めた。初の全国舞台となった1年時の選抜大会でミスをした。悔いが残ったが、下級生は競技経験者ばかりで補欠に。「人の倍練習をしないと」。これまで以上に練習に打ち込み、1年後に返り咲いた。

 雪辱に燃えていたが、全国選抜に続き、総体も中止に。「目標を見失ったが、3年間やってきたことが無駄にはならない」と気持ちを切り替えて臨んだSSP杯だった。

 チームはけがによる欠員のため、5人で出場。お家芸の組技は披露できなかったものの、息の合った力強いタンブリングで会場を魅了した。Bチームをけん引した3年の白石雅樹は「目の前で副島が倒立を決め、ノーミスで格好良かった」と絶賛。副島も白石の演技をたたえ、2人は笑顔で競技生活を締めくくった。

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