卓球女子団体決勝・敬徳-佐賀商 ダブルスで、会心のショットが決まり仲間にガッツポーズする敬徳の杉原黎(中央)・石橋愛理組=唐津市文化体育館

 他を寄せ付けない強さだった。卓球女子団体は敬徳が全4試合をストレート勝ち。第1シードの力を見せつけ、県総体からの連覇の記録を3に伸ばした。

 佐賀商との決勝戦。1番手の小林芽依は勝負には勝ったものの、チームとして今大会初めて1ゲームを落とした。危なげなく駒を進めた敬徳に対し、佐賀商は準決勝で接戦を制して勢いがあった。

 それでも、選手に焦りはなかった。「技術も練習量もどこにも負けない自信がある」と杉原黎主将。シングルス2勝で迎えたダブルス。杉原・石橋愛理組は優勝がかかったゲームで1-5と先行されたが、地力の差で追い付き、突き放した。

 創部4年目で2年目には県の頂点に立った。ただ全国総体では勝利をつかめず、今季は全国に照準を定めて汗を流した。しかし、出場権を得た3月の全国選抜に続き、総体も中止に。追いかける目標は失ったが、寄谷大輔監督は「自分ができる最高のプレーをして、笑顔で終わろう」と呼び掛け、SSP杯に臨んだ。

 部員11人のうち3年生は杉原、石橋の2人。優勝を決め、笑顔で後輩とハイタッチを交わした杉原は「もっと強いチームになって、全国の舞台で活躍してほしい」と思いを託した。

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