伊万里市議会の一般質問は19日に開かれ、議員5人が新型コロナウイルスへの市の対応について質問した。

 【イマリンビーチの開放中止】

市は新型コロナへの感染予防のため、海水浴場のイマリンビーチ(黒川町)を今年の夏は開放しないと決めた。一方、唐津市や太良町の海水浴場は開放される予定で、議員が「なぜ対応が異なるのか」と質した。

 イマリンビーチは佐賀県が所有して市が管理している。東嶋陽一総合政策部長は「唐津市の海水浴場は地元の海の家などが管理し、関係者の生計の柱になっている事情がある。太良町の海水浴場は県の所有だが、本市よりも利用者が少なく、感染リスクが低いことが判断が異なる理由となった」と述べた。

 【市民への独自支援策】

市が5月上旬に公表した新型コロナの影響を受けた市民への独自支援策について、議員から県内の他市町と比べて予算化するのが遅いという指摘があった。

 東嶋総合政策部長は「事業をするには財源が必要だが、一般家庭の普通預金に当たる財政調整基金の残高が少なく、他に活用できる財源も限られているため、国の臨時交付金の額が決まるのを待っていた」と説明した。財政状況の厳しさが対応の遅れにつながったとし、深浦弘信市長は財政基盤の強化に取り組むことをあらためて強調した。

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