半額になった牛肉などを求める買い物客=佐賀市駅前中央のコムボックス佐賀駅前

 佐賀市駅前中央の西友佐賀店跡地に20日、JAグループのスーパーと産地直売所の複合店などが入る商業施設「コムボックス佐賀駅前」がオープンした。西友閉店から約2年、待望の施設誕生で、地元住民からは「歩いて買い物に行ける場所が戻った」と安堵(あんど)の声が上がった。

 新店舗は鉄骨2階建て約6千平方メートル。1階に複合店「JA FARMERS(ファーマーズ)Aコープ街かど畑」、JAさが直営「さが風土館季楽直販本店」、カフェ、市観光協会や県の案内拠点「SAGA MADO(サガマド)」、NBCラジオ佐賀が入る。

 新型コロナウイルスの影響で内装工事が遅れたことなどから、2階はドラッグストアのマツモトキヨシだけがオープンした。100円ショップや病院、飲食店など約10店は順次開店する。駐車場は300台。

 セレモニーでは山口祥義知事や秀島敏行市長、JA佐賀中央会の金原壽秀会長らがテープカットして祝った。開店前には行列ができ、マスク姿の買い物客らが「半額」と書かれた佐賀牛のステーキ肉などを次々と求めた。

 近くに住む女性(45)は「周辺にスーパーがなく、お年寄りは買い物難民になっていた。徒歩5分で訪れることができるのがうれしい」と笑みを浮かべた。市内の鍋島から訪れた女性(65)は「駅前ににぎわいが戻った。佐賀牛は種類が豊富で、旬の野菜がきれい。リピーターになるかも」と話した。

 Aコープ街かど畑の営業時間は午前9時半~午後9時(季楽直販本店は午後7時半まで)。

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