現役引退を表明した久光製薬スプリングスの新鍋理沙=2019年、福岡市総合体育館

 バレーボール・Vリーグ女子の久光製薬スプリングス(鳥栖市)は20日、日本代表のアウトサイドヒッター新鍋理沙(29)が30日付で現役を引退すると発表した。

 新鍋は鹿児島県出身。延岡学園高(宮崎)を卒業後、2009年に久光製薬入りした。175センチと小柄ながら、卓越した守備力と小技を生かした攻撃を持ち味に中心選手として活躍。リーグ優勝など数々のタイトルをチームにもたらし、13-14シーズンにはMVPに輝いた。

 11年に日本代表に初選出され、12年のロンドン五輪では攻守の軸として28年ぶりとなる銅メダル獲得に貢献した。一度は代表から離れたが、17年に中田久美監督体制になって復帰。中心選手として18年世界選手権、19年ワールドカップ(W杯)でプレーし、東京五輪を目指す今季の代表メンバーにも選ばれていた。佐賀県代表として国体で日本一になった経験もある。

 新鍋は公式サイトで「小学校1年生から始めたバレーボールは、私にとって生活の全てでした。引退することにまだ実感が湧きません」などとコメントを発表した。29日にオンラインで記者会見を開く予定。

 久光製薬は20日、ミドルブロッカーの帯川きよら(27)も30日付で退団し、引退すると発表した。

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