児童に佐野常民について説明する諸田謙次郎さん=佐賀市の中川副小

 佐賀市川副町の中川副小で18日、地元で生まれた佐賀の七賢人・佐野常民についての講話があった。全校児童約80名が、佐野常民の人生や「博愛の精神」の大切さを学び、自分には何ができるかを考えた。

 佐野常民は海軍術を学び三重津海軍所の設置に携わるなど活躍。1867年のパリ万博に派遣された際に「敵味方の区別なく負傷者を助ける」赤十字の思想を知り、日本赤十字社の前身となる博愛社を創設した。

 講師を務めた佐野常民記念館長の諸田謙次郎さんは、「傷付いた人を見たら、誰もが助けたいと思うはず。文明の進歩には、救護を組織として行う必要がある」と説明し、「みんなも人のために何ができるか考えて」と呼びかけた。6年生の渋谷和輝君は「学んだことを生かして、佐野先生のように努力したい」と話した。

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