クリークに茂るブラジルチドメグサを刈り取る参加者=上峰町江迎地区

 特定外来生物に指定されている水草「ブラジルチドメグサ」の除去が17日、上峰町内のクリーク15カ所で行われた。地域住民や集落支援員ら約10人が手作業や重機を使って、水面を覆う外来植物を刈り取った。

 ブラジルチドメグサは、水の流れが少ないクリークなどに茂る水草。非常に繁殖力が強く、町南部の江迎地区などでは地域の環境に大きな影響を与える「侵略的外来種」として定着している。住民によると、田んぼに水を揚げるポンプの吸水口に集まり、ポンプが使えなくなる被害が出ているほか、枯れた後に川底などにたまり、水質悪化にもつながっているという。

 細い水路では、胴長を着込んだ参加者が腰まで水に漬かり、農機具などを使って刈り取った。幅が広い幹線水路では、通常より長いアームを付けたショベルカーを使って水路に広がっている水草をかき集めた。

 作業に参加した江口義文さん(69)=江迎=は「一応はきれいになったが、茎の1本でも残っているとそこからまた繁殖するので徹底的に除去したい」と話した。

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