西九州大は18日、40代の男性教員が学生に支給される交通費など約69万円を不正に取得、支出したとして諭旨退職の懲戒処分にしたと発表した。処分は17日付。

 大学によると、教員は2017~18年度、キャンパス外で授業を受けた学生に支給される交通費を受け取ったまま支払っていなかった。交通費は教員を通じて支給される仕組みになっていたが、19年度から学生に直接支払われるように変更され、その後の支給事務の中で不正が分かった。

 大学の調査で教員は「とんでもないことをしてしまった」と反省し、全額返済した。交通費が支給されなかった学生は今後、確認でき次第支払う。諭旨退職は懲戒解雇に次ぐ重い処分となる。教員の名前や職位などは公表していない。

 運営する永原学園の福元裕二理事長は「誠に遺憾で、深くおわびする。今回の事態を真摯(しんし)に受け止め、服務規律の徹底と再発防止に取り組み、全学を挙げて信頼回復に努める」とのコメントを出した。

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