バーを握って神経を研ぎ澄ませ、タイミングを見極めると、バーベルを一気に頭上へ。有田工ウエイトリフティング部の有冨亮(17)は、挙げる感覚を身体に刻み込むようにして、黙々と練習に取り組んでいた。 休校中は、バーベルに一切触ることができなかった。