佐賀県は17日、新型コロナウイルスの感染者が退院後に療養していた佐賀市のアパホテル佐賀駅前中央から全員が退室したことを明らかにした。3月13日に県内で最初の感染が確認されて以降、入院やホテル療養している人がゼロになることはなかったが、感染者45人全員が自宅に戻った。

 県によると、17日にホテルを出たのは2人。国の退院基準変更に伴い、PCR検査を受けなくても退院できるようになったが、県は独自に退院後2週間はホテルや自宅での行動自粛を勧奨していた。2人は自主的にPCR検査を受け、陰性だったという。

 アパホテルは当初、退院基準を満たしていないが無症状の人たちの療養施設として県が借り上げ、4月25日から運用してきた。借り上げの契約は7月までで、8月以降は通常のホテル経営に戻る見通し。

 県健康増進課は「全員が自宅に戻られたことは喜ばしいことだが、いつ感染者が出るか分からない状況であり、引き続き感染拡大の防止に努めていく」と話している。

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