鳥栖市の情勢を確認し、選挙の仕組みや投票先の選び方を学んだ鳥栖高の生徒たち=鳥栖市の同校

 佐賀新聞社による主権者教育の出前授業が16日、鳥栖市の鳥栖高(林嘉英校長)で開かれた。3年生235人が鳥栖市の現況について説明を聞いた後、候補者に扮(ふん)した教師の模擬演説に耳を傾け、自分ならどの候補者に投票するかを考えた。

 佐賀新聞の多久島文樹・NIE推進デスクが冒頭、18歳選挙権や選挙制度についてクイズ形式で説明。得票が同数の場合、どうするかの3択クイズでは「決選投票」という答えが多かったが、正解が「くじ引き」と聞き、生徒からは驚きの声が上がっていた。

 模擬演説は、教師3人が事前収録した動画を流し、「超高齢社会への対応」「鳥栖駅と新鳥栖駅を生かした活性化」「災害に強いまちづくり」という市の施策や、投票方法の改革について提案。生徒は投票先を決めた上で「ここ数年、集中豪雨で市内が冠水することが多く、大きな問題になっている」「ネットで投票できると、当日に用があってもスマホでできる」と投票理由を述べていた。

 多久島デスクは「たとえ少数の意見でも、表明しなければ選挙は必ず不本意な結果に終わってしまう。10年後、20年後に社会の中心を担うその時のため、選挙に関心を持ってほしい」と呼び掛けた。

 ※後日、特集面で詳報します。

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