田中畜産牛肉店を営む「タナカ」の田中逸郎社長

 杵島郡江北町にある田中畜産牛肉店を営む「タナカ」の社長で、約150頭を育てている肥育農家の田中逸郎さん(40)。オープンから1年半が経過した同店について「最初は手探りで、思うように売れなかった」と振り返る。

 同町で約20年間、肥育農家として仕事に励んできた。2018年12月、直接販売のための店舗を構えた。「値段が高いイメージがある佐賀牛だが、自分が育てているお肉を、みなさんの食卓に直接届けたいと思った」と開店の理由を話す。

 新型コロナウイルスの影響で和牛の需要が落ち込む中、4月中旬には、来店しなくても通常料金の半額で販売・発送するキャンペーンを打ち出した。「飲食店の休業などに伴い、肉の流通がストップし、牛の単価も下落していた。肉を食べて少しでも元気になってほしかった」と語る。

 キャンペーンは第2弾も実施予定。「うちに限らず、江北に来たらおいしい佐賀牛があると思われるようにしたい」と意気込む。

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