バレーボール男子で優勝した佐賀学園=嬉野市社会文化体育館

 まさに王者の貫禄が漂う戦いぶりだった。バレーボール男子は、佐賀学園が初戦から決勝まで1セットも落とさない完勝で、18校の頂点に立った。伝統の粘り強い守備に、スタメン全員が身長180センチ以上という高さが加わり、攻守で他チームを圧倒。4年連続で県王座を守った。

 決勝の佐賀西戦。前の試合で強豪・佐賀商を破って勢いに乗る相手の攻撃を、古賀寛人主将らフロント陣の高い壁が阻んだ。「高さを生かして、ブロックで仕留めようと決めていた」。その狙い通り、相手のアタッカーを徹底的にマークして、仕事をさせずに抑え込んだ。

 攻撃では、セッターの下田大夢(2年)を中心に広く左右に展開。身長188センチの北川大智(1年)ら新戦力も躍動し、相手に的を絞らせなかった。要所では、古賀が打点の高いスパイクを決め、試合の主導権を最後まで握り続けた。

 新人戦に続く優勝にも、古賀は喜びに浸ることなく、「力を試すことはできたけど、県大会は自分たちにとっては通過点。ミスをなくして、もっと強くならなきゃいけない」。かぶとの緒を締めて、次に見据えるのは全国高校選手権(春高バレー)の頂点だ。

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