屋外での使用を想定して開発した「簡易PCR検査ボックス」=佐賀市の戸上化成

 新型コロナウイルスの感染終息が見通せない中、プラスチック総合メーカーの戸上化成(佐賀市、入谷廣志社長)が「簡易PCR検査ボックス」を開発した。医療従事者や被検者の感染リスクを最小限に抑えるのが狙いで、屋外での使用を想定している。

 検査ボックスは高さ約2メートル、幅・奥行き各約1メートル。手袋を付けた医師がボックス内から手だけを出し、外にいる被検者の検査を行うことができる。

 現場の医師の意見を取り入れ、ボックスには消毒がしやすい凹凸のない素材を採用。腕を出す部分の円形部品は、医療現場で使われているビニールに合わせて設計し、腰に負担がかかりにくく、腕を動かしやすい高さにしている。

 県内の医療機関を中心に受注生産で販売する。価格は45万円。入谷社長は「わが社の技術を生かした製品で社会貢献したい」と話している。

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