サッカー男子2回戦・佐賀東-龍谷 前半23分、佐賀東FW中山琉稀(左)がヘディングシュートを放つも、得点を奪えなかった=佐賀市の佐賀市健康運動センター

サッカー男子2回戦・佐賀東-龍谷 PK戦で敗れ、肩を落とす佐賀東の選手たち=佐賀市の佐賀市健康運動センター

 両チーム合わせて22人目のPKがクロスバーをたたくと、無情の笛が鳴った。優勝候補同士が早くも激突した2回戦屈指の好カード。2月の新人戦で7年ぶりに優勝した佐賀東は、PK戦の末に龍谷に敗れた。主将のMF寺﨑朋範は「決められるところで決めていれば…」と唇をかんだ。

 佐賀東は前半立ち上がりからペースをつかんだ。日本高校選抜候補に選ばれたFW小屋諒征や寺﨑を軸に攻め、何度も決定機をつくったが1点が遠かった。後半に入っても、最後までネットを揺らせなかった。

 大粒の雨が降りしきる中で突入したPK戦も、両チーム10人ずつが成功して一歩も譲らなかった。だが、11人目。佐賀東のキッカーのボールはわずかに高く浮いた。

 「勝負はこんなもん。最後の精度を上げなければ」と蒲原晶昭監督。それでも「ネガティブに捉えることはない。冬に向けて仕上げる」。この1敗を成長の糧にする。

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