バスケットボール女子2回戦では唐津東が佐賀東に33-62で敗れ、涙を流した。それでも「今までの努力を形に残せた」。選手たちには力を尽くした満足感がにじんだ。
1回戦は神埼に58-29で快勝した。しかし、ガードの草場日向子主将が以前から痛めていた右膝を悪化させ、2回戦では思うような動きができなかった。第1、第2クオーターで15-41と点差を広げられた。
チームのムードが沈みがちだったが「最後まで気持ちを切らず、思い切って攻めよう」と意識を確かめ合うと、試合後半は接戦を演じた。
総体が中止になって悔しかったが、代わりのSSP杯で区切りをつけることができた。草場は「(大学受験という)次の目標に向かいます」と前を向いた。