新体操女子団体 ダイナミックな演技を見せる佐賀女子A=佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館(撮影・米倉義房)

 練習の成果を発揮できる喜び、SSP杯を開いてくれたことへの感謝…。新体操女子団体の佐賀女子Aの5人は、2分30秒にさまざまな思いを込めて舞った。新チーム発足後、大会で演技を披露するのは初めてで、緊張で硬くなり、ミスもあった。ただ、その表情や全身から、選手たちの気持ちがあふれ出ていた。

 大会の2週間前、全員3年生のメンバーで舞台に立つことを決めた。集大成の場として設けられたSSP杯、「3年間一緒の時間を共有してきた5人だから、できる演技がある」。横川由美監督は砂場咲良を初めてトップチームに選んだ。

 「ミスをしてしまわないか不安があった」と砂場。練習で失敗を重ねながらも、仲間の支えを受けながら成長し、本番では立派に“佐女”の演技を見せた。団体、個人戦を終え、感極まって涙を流す砂場の肩を、チームメートが優しく抱いた。

 主将の中牟田乃亜は「5人で演技ができるのは、きょうが最初で最後。練習も出来ない苦しい日々もあったけど、きょうの思い出は自分たちだけの宝物になった」と誇らしげだった。

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