弓道女子団体・決勝リーグ 安定した戦いで頂点に立った武雄A=佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館弓道場

弓道女子団体決勝リーグ 安定したプレーで頂点に立った武雄A=佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館弓道場

 勝てば優勝が決まる佐賀北Aとの一戦。弓道女子団体の武雄Aは誰も浮足立ってはいなかった。「1本1本をよく考えて引こう」。決勝リーグ前の誓い通りに5人全員が最後までおろそかにせず、11―7で勝利。4戦全勝で頂点に立った。

 射場から出て顔を見合わせると、ほっとして頰が緩んだ。井手崇裕監督は「粘り強く頑張ってくれた」と選手をたたえた。

 2人の3年生を中心に安定した戦いを見せた。「誰かが外した時に他の人が当てて、みんなで支え合って戦えた」と2番手を担った中山珠英は笑みを浮かべた。決勝リーグの総的中数では佐賀北Bに劣るが、直前まで調子を落としていた竹下綾香も本来の力を発揮するなど勝負強さを見せた。

 決勝リーグ1試合目は、共に勝ち上がった武雄B。同じ紺色の鉢巻きを締めた部員が10人並び、弓を引いた。「この道場全てを武雄で埋められてうれしかった。でも負けられないという気持ちもあり、不思議な高揚感があった」と中山は振り返る。

 3年生は8人いたが、1人は県総体中止が決まった後に引退した。自身も受験勉強に切り替えるか、迷いもあったという中山は「最後の大会で結果を残せてうれしい」と声を弾ませた。竹下もこの3年間を「みんなと一緒に弓道ができたことに感謝しかないです」とすっきりした表情を見せた。

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