「なじみのない言葉は表現を足す」「多過ぎる文字数は避ける」など求人票の書き方のアドバイスもあったセミナー=佐賀市のアイスクエアビル

 高卒者の人材獲得を希望する企業に対し、採用に必要なポイントを助言するセミナーが10日、佐賀市駅前中央のアイスクエアビルで開かれた。現役の校長や教頭経験者らが登壇し、企業体験や見学を積極的に取り入れて「働く」イメージをつけることや、説明会などで年の近い若手社員が語ることの大切さを強調した。

 佐賀工高の副島政史校長と佐賀商高の前教頭の池田勝さんが話した。卒業生の様子が分かる写真入りのメッセージやパンフレット作りに県外企業が熱心なのに対し、「県内企業は意外と少なめ」と指摘。「卒業生の写真や手書きメッセージはインパクトがあり、廊下に貼っていると必ず生徒が見る。PRの充実は先行投資。取り組んでいただければ」と呼び掛けた。

 卒業後3年での早期離職率は、全国も佐賀県も約4割と高い。入社後は「見てもらっている」「認められている」といった実感が持てるような接し方が必要だと指摘した。

 県内各地の製造、建設、介護などの28社が参加した。2人の採用を目指しているという建設業の人事担当者は「新型コロナで学校訪問のタイミングも難しい年だが、若い世代の特徴を分かりやすく解説してもらい参考になった」と話した。

 セミナーは佐賀県などが開催し、求人票の書き方についても具体的に助言した。

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