唐津市議会の一般質問(前半)は10、11の両日、議員10人がドメスティックバイオレンス(DV)や児童虐待の実態、玄海町長との玄海原発を巡る協議などで質問した。

 【コロナ禍のDVや児童虐待の実態】新型コロナウイルスによる外出自粛や休校期間中における市内のDVや児童虐待について質問があった。堀田信保健福祉部長は臨時休校、休業要請などによる生活環境の変化を挙げ、「保護者が生活への不安やストレスを抱えて、DVや児童虐待につながったり、被害が深刻化したりすることを懸念していたが、4、5月の相談に関して、新型コロナが影響したと思われる事例はなかった」と答弁した。

 【洋上風力発電の取り組み】佐賀県は馬渡島周辺、玄海町北西の2区域を洋上風力発電施設の候補海域に抽出しており、県や市の取り組みで質問があった。脇山秀明政策部長は「夏ごろをめどに、本土側で関係者への説明会を県と市が連携して行うことにしており、漁業者や地元の意見を踏まえながら進めていきたい」と言い、「事業は市の地域経済活性化や港湾の利用促進にも大きく寄与すると考えられる。積極的に県と協力しながら進めていきたい」と答えた。

 【玄海町長との玄海原発の協議】玄海原発における市長と玄海町長の話し合いの状況について、濵口智総務部長は2018年8月以降、10回の意見交換を実施したと説明。「特定重大事故等対処施設、廃炉、緊急対策棟、使用済み燃料対策、原子力規制委員会の審査状況などについて、情報共有と互いの認識の確認を図ったところ」と述べ、本年度については「新型コロナの影響で開催を見送っているが、時機をみて再度、継続のレールに戻していく」との考えを示した。

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