佐賀県教育委員会は、来春の県立高の入試日程を変更しない方針を明らかにした。新型コロナウイルスの影響に伴う休校期間の授業の遅れは、夏休みの短縮で取り戻せるめどが立っている一方で、出題範囲は中学の9月以降の学習状況を見極めながら決める。

 県内の市町立中学の休校期間は、本年度は4月21日から5月13日まで。鳥栖市と三養基郡の基山、上峰、みやきの3町は、4月6日から5月13日までとなっている。

 県教委によると、中3の授業の遅れは、夏休みを短縮するなどして取り戻せる見通しで、県立高の一般選抜は予定通り3月3、4日に実施する方針。出題範囲は「中学3年間で学習した内容」としているが、夏以降に学習進度を調査するかどうかを検討しており、県学校教育課は「状況を踏まえて十分に配慮したい」と話した。

 1月16日に予定している県立中学の入試は、学力試験ではなく意欲や関心などをみる適性検査となっている。同課は「そもそも出題範囲がない」として、休校の影響を受けないとの認識を示した。

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