SSP杯のオンライン壮行会の終わりに「頑張るぞー!」とモニターに駆け寄る生徒たち=唐津市の唐津工業高校

 佐賀県高校総体などの代替大会「SSP杯県高校スポーツ大会」は13日、県内各地で開幕し、剣道など10競技で熱戦の火ぶたが切られる。集大成の舞台に立つ運動部の3年生は12日、各校で最終調整し、壮行会で士気を高めた。

 唐津工高(船﨑俊之校長)は、新型コロナウイルス対策で「3密」を避けるため、映像を配信する形式で壮行会を開いた。体育館に集まった八つの部活動の選手たちが、それぞれ大会に向けた意気込みを述べ、その様子をタブレットで撮影。生徒たちは各教室でモニター越しに見守った。

 生徒会長の山口紘士郎さんは「目標にしていた総体はなくなったけれど、気持ちを切り替えて一生懸命頑張ってほしい」とエールを送った。バスケットボール部の青木泰知主将は「SSP杯の開催はとてもうれしい。チームもいいムードになっている」と話した。

 昨年の県総体を制した佐賀北高サッカー部は、セットプレーの練習や紅白戦などで翌日の試合に備えた。休校が明けてから約1カ月、小野拓弥主将は「大会が迫り、チームのモチベーションも上がってきた。全力で優勝を目指す」と力を込めた。

 全国高体連は12日にオンラインで理事会を開き、SSP杯を後援することを了承した。金銭的な支援はしない方針だが、自治体レベルの大会への後援は初めてという。SSP杯は8月2日まで31競技33種目を実施し、バスケットボールなど無観客の9競技は、県や佐賀新聞社などが協力してオンライン配信をする。

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