「ママのバレッタ」

身近な人ががんになったら

 いま、日本人の2人に1人はがんという病気にかかるといわれています。がんは、がん細胞(さいぼう)というものが体の中で生まれ、それがどんどん増(ふ)えることで生じる病気です。もしかすると、あなたや家族、身近な人ががんとたたかっていたり、これからがんになる人がいたりするかもしれません。
 この本の主人公もその一人。ママががんになりました。
 お花にハートにリボン…色とりどりのママの髪飾(かみかざ)り・バレッタ。ママは、抗(こう)がん剤(ざい)という薬を使った治療(ちりょう)をしていて髪(かみ)の毛(け)が抜(ぬ)けてしまい、いまはバレッタを使うことができません。とっても悲しいことだけど、髪の毛がなくても、ママはママ。ママには、生きていてほしい。それに、抗がん剤の治療が終わったら、またちゃんと髪は生えてきます。それまではウィッグや帽子(ぼうし)でおしゃれを楽しめるしね。
 この物語は、がんになったパパやママの体験がもとになっています。あなたもこわがらないで、本を手に取ってみてください。(司書ネットワーク課 林田理恵)

 

【ほかにもこんな本をおすすめ!】

▽よくわかるがんの話 林 和彦/著(保育社)
▽学校の保健室 3 宇津木 聡史/文 河村 誠/絵(星の環会)
▽しろさんのレモネードやさん まつざき まさみ/文 やはら ゆうこ/絵(吉備人出版)


 【図書館へ行こう】

 紹介している県立図書館の本は、皆さんが住んでいる市や町の図書館からも借りることができます。本の世界に触れてみてください。問い合わせは県立図書館、電話0952(24)2900。

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