新型コロナウイルス感染症で中止となった佐賀県高校総体と全国高校野球選手権佐賀大会の代替大会「SAGA2020 SSP杯佐賀県高校スポーツ大会」が13日、開幕する。女子ソフトボールなど10競技を皮切りに、8月2日まで31競技33種目を県内各地で開催。部活動に打ち込んできた高校生にとって集大成の舞台になる。

 県、県教育委員会、県高校体育連盟、県高校野球連盟の4者が連携し、全国で初めて実施する。優勝したチームや上位選手には今大会のために作られたトロフィーやメダルが贈られる。

 大会は感染防止の観点から、一部競技では団体戦のみや、3年生だけの参加にするなどして日程を短縮。選手には体調チェック表の提出を義務づけるほか、競技中以外でのマスク着用、手洗いや消毒、会場の換気など対策を徹底する。

 観客は、保護者や関係者に限定。屋外競技は入場禁止エリアを設け、エリア以外からの観戦となる。剣道など屋内9競技は「3密」を避けるため無観客とし、オンラインで中継する。観戦可能な屋内競技も、会場の規模によっては人数を制限する。

 大会を巡っては、5月11日に県高校総体の史上初の中止が決定。県教委や県高体連などが「3年生に集大成の場をつくろう」と代替大会を模索し、同19日に開催が決まった。夏の甲子園が中止となった野球も参加することになり、競技団体の垣根を越えた形で高校生のためのスポーツ大会が実現した。

  

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