青、紫、赤、白と色とりどりのアジサイを浮かべた福母八幡宮の「花手水」=11日午後、杵島郡大町町

 福岡管区気象台は11日、佐賀県を含む九州北部地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より6日遅く、統計開始以降最も遅かった昨年より15日早い。前線や湿った空気の影響で、県内は今後1週間、曇りや雨の日が多くなる見込み。13日にかけては大雨の恐れがある。

 昨年8月末の豪雨で被害の大きかった杵島郡大町町の福母八幡宮ではこの時期、手水鉢に水を張り色とりどりのアジサイを浮かべる「花手水(ちょうず)」を設けている。境内に点在するアジサイの美しさを楽しんでもらおうと、佐藤美波宮司(29)が3年ほど前から始め、7月中旬まで楽しめる。

 涼しげなもてなしに、参拝客は顔をほころばせ写真を撮っていた。佐藤宮司は「昨年は台風と豪雨のためにお祭りもできなかった。もうあんなことにならないよう祈るばかりだが、今年はコロナでどうなることか…」と雲行きを気に掛けていた。

 また気象庁は、関東甲信、北陸、東北南部についても梅雨入りしたとみられると発表した。

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