沈没したまま放置された小型船。潮が引くと水面近くまで浮くこともある=唐津市湊町の湊浜漁港

 プレジャーボートの無許可係留が問題となっている唐津市湊町の湊浜漁港で、小型船が2年以上沈没したまま放置されていたことが分かった。市は把握していたが「所有者が不明で、市の費用でどこまでできるか分からなかった」と、対策を講じていなかった。

 沈没船について市は2018年4月、地元のダイバーから連絡を受け、把握した。その後、市水産課の担当者が目視で確認したが、見つけることができなかった。今年1月に実施した無許可係留船の調査の際、沈没船を確認した。所有者は分からないという。

 潮の満ち引きによっては、船体が水面近くまで浮かび上がり、航行する船が乗り上げる危険性がある。市は11日、沈没船近くの防波堤に注意を呼び掛ける張り紙を設置した。同課は「危険な状態を回避するため、引き上げや潜水調査などの対策を早急に検討したい」としている。

このエントリーをはてなブックマークに追加