学校のみんなを励まそうと中庭でコンサートを開いた吹奏楽部=佐賀商高

 全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今もなお影響を与え続ける新型コロナウイルス。3月から5月にかけ、2度の臨時休校というこれまでにない経験をし、私たち佐賀商業高校吹奏楽部は戸惑いと不安を募らせる毎日でした。

 休校の間、部員はそれぞれ楽器を持ち帰り、各々で練習に励む日々を過ごしましたが、やはり吹奏楽は団体競技なので、一人の練習は本当に寂しかったです。夏の吹奏楽大会で演奏する曲の練習に取り組んでいましたが、残念ながら今年の大会は中止。3年生として最後の大会が中止となってしまい、悔しさで胸がいっぱいです。

 同様に、運動部の集大成である高校総体も中止となり、代替大会が開催されると言えども、例年の活気あふれる熱い学校の雰囲気とは違うような気がしていました。

 そんな時、学校を盛り上げてほしいという校長先生からのお願いと、私たちにしかできないことで元気を届けたいという部員の思いが重なり、5月28日に学校の中庭でミニコンサートを開催しました。みんなが知っている明るく元気になれる曲を演奏し、ダンスなどのパフォーマンスも取り入れ、本番は大成功でした。演奏後には友人や先生方から「元気をもらえた」などの言葉をいただいて、改めて音楽の持つ力を実感しました。私たちも仲間と一緒に演奏できる喜びを感じることができ、そして何よりも学校の活性化に貢献できたことが嬉しかったです。

 このような活動をできることに感謝して、今後もいろいろな活動に取り組みたいと思いました。(佐賀商業高校3年、〓山友梨菜)

〓:吉の上が土

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