雨交じりの中、横一列に並んで苗を植える生徒たち=有田町岳の棚田

雨交じりの中、横一列に並んで苗を植える生徒たち=有田町岳の棚田

 佐賀市のKTCおおぞら高等学院佐賀キャンパスの生徒たちが11日、有田町岳の棚田で田植えを体験した。雨交じりの中、岳の棚田環境保全協議会(岩永愛子会長)のメンバーに教わりながら、1~3年の20人が手植えした。

 同校では昨年2回、同会の棚田イベントの手伝いに訪れており、今年は前田好弘さん(81)の棚田3アールで、田植えと稲刈りのボランティアに取り組む。はだしや長靴、サンダルで生徒たちは田に入り、植えるポイントに目印の付いたロープ前に横一線に並んで、腰をかがめて丁寧に苗を植えた。

 3年の大本龍之丞さん=佐賀市=は「ぬかるむ泥の中で植えるのは大変だったが、農業の後継者が減る中、手伝えてよかった。治水面でも山の水田を守ることは大事」と活動の意義を話した。

 県内では棚田のある地域と、企業・団体がボランティア協定を締結。町内では本年度、岳と原明地区で、農作業支援やゴマの栽培が行われる。

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