佐賀県が配布した消毒液を車に積み込む佐賀市職員=佐賀市八戸の佐賀土木事務所

 自然災害時の避難所での新型コロナウイルス対策が課題になる中、佐賀県は10日、県内20市町にアルコール消毒液を配布した。出水期に備え、避難所の運営を担う市町を支援する。

 県は避難所での感染症対策の指針をまとめており、「事前に準備しておく物資」として消毒液やマスクを挙げている。コロナ禍による需要の高まりで、市町が十分な数を確保できない状況があったため、県が複数の県内業者から消毒液420本とマスク約14万8千枚を調達、避難所数などを考慮して各市町に分配する。

 10日は杵藤保健福祉事務所や唐津県税事務所などで消毒液の受け渡しがあった。佐賀市八戸の佐賀土木事務所では、市消防防災課の職員2人が132本の消毒液が入った11箱を車に積み込んだ。市職員は「いまだに手に入りにくいので、ありがたい」と話した。県福祉課の担当者は「県と市町で協力し、災害時に安心して避難してもらえる態勢を整えたい」と述べた。

 マスクは業者から市町に直接発送している。

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