佐賀豪雨で被災した農地の復旧状況などが報告された佐賀県の復旧・復興推進本部会議=県庁

 佐賀県は10日、昨年8月末の豪雨被害に関する復旧・復興推進本部会議を開いた。杵島郡大町町の工場から流出した油による農地被害について同日、全ての農地復旧作業が完了した。冠水地域の水路や六角川も通常の監視体制に戻したことが報告された。

 県はオイルフェンスなどの緊急対策終了後も、監視を継続してきたが、今月1日に冠水地域の水路や排水樋管(ひかん)、六角川の計6カ所で水質調査をした結果、油分は検出されず、9日に大町町に対して通常の監視体制に戻すことを伝えた。

 油の流出で被害に遭った大町町の農地153区画のうち、農作物の生育に影響はないものの油が検出されていた4区画について4月16日に追加調査した結果、検出されなかった。濃度が高かった3区間は土を入れ替え、10日に整地作業を終えた。これにより、全ての農地復旧作業は完了し、予定通り今月下旬の田植えから営農を再開する。

 公共土木施設の復旧状況に関しては、災害査定を終えた県施設181カ所のうち2割程度、市町施設257カ所のうち4割程度で復旧工事が完了したことが報告された。

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