九州新幹線長崎ルートの未着工区間(新鳥栖―武雄温泉)の整備方式に関し、佐賀県と国土交通省が協議入りしたことについて、赤羽一嘉国交相は9日の閣議後会見で「一歩前進だと思う」と歓迎した。「いい結論を、可及的速やかに導き出したいのが私の立場だ」とも述べ、協議をできる限り急ぐ姿勢を示した。

 県は、国交省との協議入りの前提として確認文書の作成を求め、1月から事務レベルで調整を続けていた。鉄道局幹線鉄道課長と県地域交流部長が面談した今月5日、県は「本質的に確認したいことができない」として、確認文書を確定させないまま協議入りした。

 赤羽氏は未着工区間について「佐賀県は当事者であるけれども、佐賀県単独の問題ではなくて、九州全体、西日本全体にかかる大きな問題だ」と強調した。「未来にとって、どのような整備の在り方が望ましいのかということを、精力的に議論を積み重ねていくことが重要だ」と議論の加速に期待した。

 今後の日程については「時間をかけることに意味があるのではない」とした上で「(結論を)可及的速やかに導き出したいのが私の立場。そのことは、知事も当初からご理解いただいていると思う」と述べた。

このエントリーをはてなブックマークに追加