保全会の会員の手ほどきを受けながらエヒメアヤメの株を植える子どもたち=佐賀市久保泉町の帯隈山

保全会の会員の手ほどきを受けながらエヒメアヤメの株を植える子どもたち=佐賀市久保泉町の帯隈山

 佐賀市久保泉町の帯隈(おぶくま)山で8日、久保泉小の4年生31人が、国の天然記念物「エヒメアヤメ」を植栽した。地元の「えひめあやめ保全会」の会員21人から手ほどきを受けながら、山の斜面に株を植え込んだ。

 帯隈山の自生区一帯には自生と育成合わせて1300株ほどあり、3月下旬から4月上旬にかけて、直径4センチほどの紫色の花を咲かせる。児童による植栽は毎年行われ、今年は地域の花をより知るため、事前に2度の座学で保全活動などを学び、植栽に臨んだ。

 育成地に掘られた穴に1人2株ずつ植え、優しく土をかぶせた。それから株の近くに自分の名前を書いた木札を立て、水をまいた。齊藤颯来(そら)君は「元気に育つかどうか、時々見に来たい」と、早くも来年の開花が気になる様子だった。

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