月1回発行の専門紙「現代短歌新聞」(現代短歌社発行)4月号で、佐賀県の歌人が特集されている。県内在住の歌人26人が、5首ずつ作品を寄せる。

 今泉洋子さんは「フルートに浜辺の唄を吹く君の夢のほとりにさりがたくゐる」など有田町の歌人、故笹井宏之さんをモチーフに詠んだ。白水敦子さんは「原子炉の向かうに広がる海青しここが郷土と人ら住む町」など、原子炉をテーマに5首を作った。碇弘毅さんや江副壬曳子さん、貞包雅文さんらも作品を寄せる。

 佐賀県短歌協会の松尾純人前会長が、県内で活動する短歌結社の会員や短歌会での実力者から選んで推薦した。松尾前会長は「各結社や歌人の特徴が表れる作品が集まった」と話す。

 1面は詩歌文学館賞を受けた花山多佳子さんのインタビュー、野田光介さんと利根川発さんの作品を特集する。土屋文明さん没後30年に寄せたコラムや、歌集の書評も掲載する。

 タブロイド判、16ページ。1部300円(税、送料込み)で、郵便振り込み(手数料別)。問い合わせは現代短歌社、電話03(6903)1400。

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