「確かな情報や人とのかかわりの大切さを再確認している」と語るソクトの中島英敏社長=佐賀市の同社

 私たちは半世紀以上にわたって建設機械のレンタルやリースを手掛けています。

 佐賀県内では、大きな被害に見舞われた昨年の水害の復旧工事が進んでいます。そのため、いまは建設関係の仕事がありますが、リーマンショックのときは、設備投資を1~2年後に先送りする企業も増えました。それだけに、この先には大きな不安があります。

 3年前の社長就任時、「時流適応」という話を社員にしました。変化に対応し発展していこうという呼び掛けです。新型インフルエンザの流行などを受け、5年ほど前に開発した除菌消臭剤の引き合いも増えています。工夫のしどころがある時期ともいえます。

 今回、学校が臨時休校になり、困っていた社員もいたため、柔軟に対応して乗り切りました。「会社の規則だから」ではなく、社員の事情にできるだけ寄り添う。誰も経験したことがない状況だからこそ、まずはトライすることが大切だと思います。やってみれば良いところも改善すべき点も見えてきます。

 人との交流が制限され、確かな情報や人とのかかわりの大切さを再確認しています。地域の企業として横のつながりを深め、地域貢献をしたいと考えています。ウェブ会議も必要な世の中ではありますが、人と人とが接して初めて温度が伝わる仕事の面白みを伝えていけたらと思います。

 

次回は16日付でモラージュ佐賀の鍋島貴仁総支配人です。

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