マスクを着けて、子供と水遊びをする父親=8日午後、佐賀市大和町の嘉瀬川(撮影・米倉義房)

 佐賀県内は8日、高気圧に覆われ、日中の最高気温が佐賀市で午後3時19分に35・2度に達し、今年の全国初の猛暑日となった。この日の最高気温では、福岡県久留米市の35・8度に次ぐ全国2番目の高さ。佐賀県内では昨年より53日早い猛暑日で、6月に観測するのは2005年6月24日以来15年ぶり。

 佐賀市大和町の嘉瀬川では、水辺で遊ぶ家族連れの姿があった。福岡県大川市から家族4人で訪れた男性(34)は「暑かったので涼みに来た。自粛であまり外出できていなかったので、子どもが喜んでくれた」と話した。

 杵藤地区消防本部などによると、体育の授業中だった杵島郡白石町の男子中学生を含む10代から90代までの5人が熱中症の疑いで救急搬送された。佐賀地方気象台や佐賀県は、こまめな水分補給やエアコンの適切な利用などで熱中症対策を呼び掛ける。

 また、新型コロナウイルス対策としてマスクの着用が目立つ中、「マスクの中に熱がこもり、例年以上に熱中症にかかりやすい状況が予想される」と注意を促し、3密を避けられる場合はマスクを外すことを勧めている。

 同気象台によると、9日も県内は30度を超える暑さが続くという。10日以降は湿った空気の影響で雨が降る日が増え、早ければ同日に梅雨入りする可能性もあるとしている。

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