6日からさがけいばで騎乗している池谷匠翔さん=鳥栖市のさがけいば厩舎地区

 元体操選手でスポーツタレントの池谷直樹さんの長男、池谷匠翔(たくと)さん(18)=川崎競馬所属、神奈川県出身=が6日から、鳥栖市のさがけいばで騎乗している。4月にデビューしたばかりで、これまで39戦を経験し、まだ勝利は収めていない。佐賀で騎乗初日の6日には初の2着にもなり、「早く1勝したい」と意気込んでいる。

 熱帯魚やネコ、リクガメなどがいつも周りにいる家庭に育ち、動物が好き。現在、身長155センチ、体重46キロで、父の友人の馬主から「体格的に騎手に向いている」と勧められたこともあった。生き物か、体を動かすことに関わる仕事を考えていたところ「両方ができる素晴らしいスポーツ」として騎手の道を選んだ。

 高校1年まで通った後、栃木県の競馬学校に入って騎手に。1年目から31勝を挙げ、2年目に18歳で東京ダービーを制した町田直希騎手(川崎競馬所属)が目標という。

 佐賀に来たのは初めてで、5月に話を聞くまでは、「まさか佐賀に行くとは思っていなかった」という。海釣り、川釣り両方好きで、佐賀と聞いてまず思い浮かんだのは、佐賀を拠点に活動する人気の釣り動画「釣りよかでしょう。」だったという。

 さがけいばでは真島元徳調教師の厩舎に所属。9月30日まで期間限定で騎乗する。父からは「強くなって、うまくなって帰って来い」と言って送り出された。今はひたすら競馬と向き合う日々を過ごし、「一鞍、一鞍、一生懸命乗る」と全力勝負で臨む。

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