技能検定の3級技能士鉄筋施工に合格し、知事賞を受けた内山龍人さん。後方は内山さんが組み立てた鉄筋=唐津市の唐津工高

 唐津工高建築科3年の内山龍人(りゅうと)さん(18)が、2019度後期技能検定の3級技能士鉄筋施工(鉄筋組み立て)に合格した。県内高校生としては2人目で、特に成績が優秀な人に贈られる知事賞を高校生で初めて受賞した。内山さんは「将来、資格を役立てたい」と快挙を喜ぶ。

 鉄筋は柱や梁はりなど鉄筋コンクリートの骨組みとなる。鉄筋施工は配筋図の通りに、1時間30分以内で正確に組み立てる作業。昨年11月、内山さんは鉄筋工事業者による校内出前授業で鉄筋施工や技能検定を知った。3級技能士鉄筋施工は17年から高校生も受けられるようになっており、挑戦を決めた。

 昨年12月から今年1月まで部活のない土、日曜を練習に充てた。市内外の業者が助言や実習の場を提供するなど内山さんに協力した。2月に実技と学科試験を受けた。「緊張したが、練習通りにできた。まさか知事賞まで頂くとは」と話す。指導した陣内輝雄教諭は「物作りにおける意識の高さ、やる気が高評価につながった」と教え子の成長に目を細める。

 父も建築関係の仕事をしているという内山さん。父の姿を見て同校に入学した。「次は型枠施工を目指したい。将来は父と一緒に仕事ができれば」と夢を語った。

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