牛津小を訪れて児童にマスク作りを手ほどきする牛津高服飾デザイン科の生徒(右)=5月29日、小城市の牛津小

 私たちは牛津高校服飾デザイン科に在籍し、被服のデザインや縫製について学んでいます。休校中は、授業はもちろん、毎年行っているファッションショーに向けた作品製作が遅れ、部活動や進路活動なども思うように進まず、不安な毎日を過ごしていました。学校が再開した今、友人と久しぶりに再会してうれしい気持ちがある半面、感染についての懸念や、やるべきことなどが多々あり混乱しています。

 不安な状況ではありますが、「今だからこそ私たちにできることはないか」と考えた時、いつも牛津高校を支えてくださっている地域の方々への感謝の気持ちを込めて、不足しているマスクを手作りして小城市に寄贈させていただきました。私たちがこれまでの学習で身に付けた知識と技術が社会貢献という形で生かされ、人の役に立つ喜びを感じることができました。

 このことがきっかけとなり実施することになった、牛津小学校と有明西小学校でのマスク作り講習会では、日ごろ裁縫に触れることが少ない小学生に、もの作りの楽しさを体験してもらいたいと思い、教え方を工夫しながら交流しました。講習会の中で、私たちもコミュニケーションの取り方を学ぶことができ、人に教える機会が多くない私たちにとっても貴重な経験でした。

 普段の学校生活に戻りつつありますが、決して油断することなく、一人一人が自分の行動に責任を持ち、「できることはないか」を考えながら生活していきたいと思っています。(牛津高3年、古賀風花・山下木葉)

 

牛津高服飾デザイン科によるマスク作り講習会の記事を、本日の別刷り「子ども佐賀新聞」6、7面に掲載しています。

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