投票する生徒=佐賀市の龍谷高校

開票作業をする生徒ら=佐賀市の龍谷高校

 18歳選挙権が導入されたのを受けて、高校3年生を対象にした模擬選挙が6日、佐賀市水ケ江の龍谷高校で開かれた。生徒らは一連の選挙の流れを“体験”、自らの思いを託した一票を投じた。 

 県弁護士会と佐賀市選挙管理委員会の協力を受けて、初めて実施した。架空の自治体の市長選との想定で、本物の記載台や投票箱を設置し、実際の選挙とほぼ同じ流れで行った。

 公開討論会では、弁護士会の2人が立候補者となり、救急車有償化を争点に持論を展開。生徒らは班に分かれ、事前に配布された救急車出動件数などの参考資料や両候補が訴えた内容を基に、どちらの候補に投票するか熱心に意見交換した後、投票に臨んだ。

 4月に18歳になり、選挙を意識していたという唐川すずさんは「意見としては両候補とも受け入れられる内容。最終的な選択は、有権者のこれまでの経験や体験が反映されると感じた」と感想を述べた。

 選挙の意義を解説した半田望弁護士は「選挙が終わってからが本当の始まり。候補者が公約を守るかなど見極め、次の選挙に活かしてほしい」と指摘した。

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