児童の代表に地元産のタマネギを手渡す渡邊信利・JAさが東部地区タマネギ部会上峰支部長(左)=上峰小

 新型コロナウイルスの影響で価格下落に苦しむ農家を支援しようと、上峰町は学校給食への地元産タマネギの購入を始めた。購入開始に合わせたセレモニーが5日、上峰小であり、タマネギ農家の代表が児童代表に「味わって食べてください」とタマネギを手渡した。

 新型コロナウイルスによる飲食店の需要低下や豊作の影響でタマネギは市場にあふれており、同町内のタマネギ農家の5月の出荷額は前年同期比で約半分までに落ち込んでいるという。このため町は、地産地消を学ぶ食育の一環にもなるとして、学校給食へのタマネギの購入を決めた。

 セレモニーでは、JAさが東部地区タマネギ部会上峰支部の渡邊信利支部長が「真心を込めて作ったおいしいタマネギです」と児童代表にタマネギを渡した。受け取った川原颯馬くん(11)と重岡和志くん(11)は「おいしいタマネギを届けてくれてありがとう。たくさん食べようと思う」と笑顔を見せた。

 同町は6月中に約620キロを購入予定。事業費は9万3千円で、ほぼ毎日、タマネギを使った給食が提供されるという。

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