感染確認が相次いでいる北九州市との往来自粛を呼び掛けた山口祥義知事=佐賀県庁

 佐賀県の山口祥義知事は5日、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の全国解除後も自粛を求めていた関西圏との往来を、週明けの8日から解禁すると発表した。感染確認が相次いでいる北九州市との往来は、引き続き警戒を呼び掛けた。

 政府の方針で関西圏は6月から県をまたぐ移動緩和の対象になっているが、佐賀県は首都圏、北海道とともに対象から外していた。山口知事は対策本部会議で「関西圏はしっかりと数字が出ている」と感染の減少傾向を踏まえて判断したとし、北九州市に関しては「県内で往来しているパターンもある。慎重に行動していただきたい」と述べた。

 県のPCR検査の状況を巡っては野田広医療統括監が説明し、国の基準よりも幅広く、濃厚接触者以外の関係者らにも実施してきたと強調した。山口知事は「都市部のやり方では感染者はいつまでもゼロにならない。数が落ち着いたときは佐賀のように深めの調査をしてほしい」と注文した。

 落合裕二教育長は、感染防止のために自主的に学校を休んでいる児童生徒への対応を変更することを明らかにした。これまで一律に、欠席扱いにしていなかったが、13日以降は、休むのに合理的な理由があると校長が認めなければ欠席扱いにする。5日付で全ての県立学校に通知を出した。

 第58回県高校総合体育大会の代替大会「SSP杯」に関しては、県高体連の加盟校44校のうち42校が参加することになったと説明した。

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