サッカー場整備が計画されている小城市牛津町。市は牛津保健福祉センター(中央左)と牛津総合公園(同右)との連携による交流人口の増加に期待する

 小城市は、佐賀県サッカー協会の提案を受けて検討していたサッカー場を牛津町に整備することを決めた。候補地としていた牛津総合公園は、2023年の国民スポーツ大会でソフトボール競技の会場になっているため、周辺の土地を新たに取得して造る。22年中の完成を予定し、5日に開会した定例議会に、設計費など8245万6千円を盛り込んだ一般会計補正予算案を追加提出した。

 市は整備に向けて、ソフトボール会場を芦刈町の県営グラウンドに移す方向で県や競技団体と協議してきた。ただ、代替会場にするためにはグラウンドの大幅な改修が必要なことなどから、会場の変更は困難と判断。総合公園を現状のまま残し、隣接の保健福祉センターとサッカー場の3施設を生かした誘客を目指す。

 計画では、県大会規模の大会に対応できる長さ105メートル、幅68メートルの人工芝2面を造る。総事業費は約12億円を見込み、財源には日本サッカー協会の助成金1億円と、地方創生に関する国の交付金4億1千万円を充てる。残りは、借金に当たる地方債を発行して補う。

 サッカー場計画は、県サッカー協会が昨年2月に市に提案した。市は財源の見通しが立たず、具体的な計画が進んでいなかった総合公園一帯の再整備計画に盛り込む方向で検討していた。日本サッカー協会の助成金は22年中の完成が交付の条件になっており、21年度に用地取得、着工を予定している。

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