さまざまな相談が寄せられる「佐賀いのちの電話」。3月以降、新型コロナウイルスに関係する相談が相次いだ=佐賀市

 「外出ができず、うつになった」「夫婦げんかが絶えない」-。社会福祉法人「佐賀いのちの電話」(佐賀市)に、新型コロナウイルスに関する相談が増えている。外出自粛などに関するストレスのほか経済的な困窮、家庭内暴力を訴えるケースも目立ってきている。

 事務局によると新型コロナ関連の相談は、3月は86件だったが、4月は177件、5月は211件に増加した。6月に入っても電話は相次いでいるという。

 外出自粛要請やイベントの中止が続いていた中で「コンサートがなくなりつまらない」という相談や、テレワークの推進などで夫婦が一緒にいる時間が長くなったことで「けんかが絶えない」と訴える声も。学校の休校関係では「孫の預かりが大変」という内容もあった。

 伊東勝之事務局長は「失業などの経済的な影響は、これから深刻度が増していくと思う。生活や健康面の相談はさらに増えてくるのではないか」と話した。相談は24時間受け付けている。電話0952(34)4343。

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