記者会見する本庶佑京都大特別教授=5日午後、京都市(代表撮影)

 本庶佑京都大特別教授は5日、自身の研究チームの発見を基に開発され、ノーベル医学生理学賞の受賞にもつながったがん免疫治療薬「オプジーボ」の特許収入として、小野薬品工業に約226億円の支払いを求め、今月中旬にも大阪地裁に提訴すると発表した。

 新たながん治療薬の種を見つけた研究者と、リスクを取って実用化に結びつけた製薬企業の収入配分を巡る対立は法廷に持ち込まれる。本庶氏は収入を若手研究者の支援のため設立された京大の基金に充てる考え。

 本庶氏は「誠意ある回答なく、やむなく訴訟を決意した」と説明。小野薬品は「内容を把握できておらず、コメントは差し控える」と話した。

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