佐賀県有明海区漁業調整委員会(会長・徳永重昭県有明海漁協組合長、10人)が4日、佐賀市で開かれ、有明海特産の二枚貝ウミタケ漁の許可申請はなく、昨年まで3年続いた試験操業は今年実施されないことになった。

 5月の委員会で、今年の推定生息個数が3・6万個で、昨年の88万個から大幅に減少していることが報告されていた。県有明海漁協によると、業者からも操業を要望する声はなく、禁漁の適用除外申請を見送ったという。

 2007年から休漁が続くウミタケは、海底のしゅんせつなどで資源量が回復し、17年から試験操業が始まった。昨年6月には伝統漁法であるねじ棒と簡易潜水の二つの漁法で行われ、計11日で1・5トンと、前年の6倍の水揚げがあった。

 18年に22年ぶりに再開されたアゲマキ漁も今年、生息数が減少しているとして昨年に引き続き禁漁が決まっている。

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